「勉強をしないと大変なことになる」という親の心理とは?

      2018/02/04

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勉強しないと大変なことになるよ。

さて、なんででしょうね?なんで勉強しないといけないの?

これは子供から大人まで、日本人であれば多くの人が疑問に思うことですね。

塾で先生にこの質問をしたら「(志望)高校にいけなくなるからだよ」という返事が返ってくるかもしれません。
皆さんが学習塾に行くのは高校に合格するためだし、先生も生徒を受験に受からせるためにお仕事をしています。だからここで先生が言っていることは正解です。

さて、逆に小学生のAくんに聞いてみることにしました。どうして、勉強しなきゃならないのかな?

Aくんは答えました。「しないとお母さんはうるさいし、明日先生にも怒られるんだよね。」

A君と言ってますが、実は小学生の時の私です(笑)勉強する意味は、単に周りからああだこうだ言われるのが嫌だからです。そしてこの場合にAくんの言ってる「勉強」とは、学校から出された宿題のみのことです。もし、塾に行っていれば、塾の宿題も入るでしょうが、とにかく誰かから出されたもののことです。

多分、全体の日本の小学生の半分くらい(もっとかな?)の感覚としては、A君みたいな感じじゃないでしょうかね。あ、もちろん家庭環境とかもありますよ。幼稚園のころから難関大学目指しているような環境であれば「ただやらされるからやってる(汗)」なんて言うメンタルのままだとまず難しいでしょう。例えばお医者さんになるのが使命というような家庭であれば、そういう目標のもとに学習の計画を立てるわけですから。

さて、小学生まではやらされるからやってる勉強でぼんやり来てる人が多かったわけですが、中学生になると公立の学校でもテストの成績として順位が出ます。これで自分が全体の何番目に位置しているのかが一目瞭然だし、前より上位に来たとか下がったなどということまで、知りたくなくても知ってしまうのです。

中には本人よりも親御さんのが焦って「あんた、下から数えたほうが早いわよ!!このままじゃどうするのよ!塾に入りなさいっ!!塾!塾!」という感じで来られるパターンも多いです。塾に入れば学校だけの勉強より絶対的学習量が増えますからね。まあ、それでも肝心のお子さんはそんなに慌ててなかったりすることもあるんですけれどね。「かったるいな~」みたいな。こんどそういうお子さんのお話もしようと思います。

また逆に思春期になると「このままじゃみんなに置いて行かれてしまう!!」と自ら焦る子もいます。親が焦るにしても子供が焦るにしても、勉強の本質と言うよりは「人より劣っててはいけない」「せめて人並みには」「子供は高校は出しておかないと」みたいな心理が働いて頑張るんではないでしょうか。

前にもお話していますが、私は高校でも後の進路でも、受験に合格するという目的が終わったらさっさと勉強をやめてしまってました。あとはまた宿題や課題が出たり、検定を受ける(稀ですが)などの用事ができない限り、自主的に何かを勉強することはありませんでした。

本当はそれが目的っていうのはもったいないんですが、勉強っていうのがそれだけ無理強いみたいになってしまってる環境があるなあと思う次第です。要は世間と比べて、世間の目。みたいなものですね。

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