セリーナ 暴言やラケット破壊(涙)これで何回目?キレやすい性格はなぜ
2018/09/11
セリーナ・ウィリアムズ選手 涙の抗議やラケット破壊に罰金が…
女子テニス全米オープン決勝で、大坂なおみ選手に負けてしまったセリーナ・ウィリアムズ選手ですが、もはやプレーの結果よりもセリーナ選手の涙の抗議や暴言、ラケット破壊に話題が集中しています。
スタンドのからコーチングを受けたことへの警告、それに対する抗議の口調が「ポイント泥棒!謝りなさい!」などと暴言になっていたことやその際腹を立ててラケットを地面にたたきつけて破壊したため合計3度の違反宣告をされていました。
これに対して罰金合計1万7千ドルが課されるようですが、日本円にすると188万円!庶民の私にとってはあり得ないほどの高額ですが、2016年に年間30億円近く稼いだセリーナ選手にとっては、お小遣いみたいな金額なのでどうってことないでしょう。
プレイヤーはあくまでもルールを守ってマナーよく。ということですね。
セリーナ選手の腕前には、遠慮のない強気なメンタルが一躍買っているのかもしれませんが、これでは諸刃の剣ですね。
暴言の抗議やラケット破壊は過去にも…これで何回目?
さて、セリーナ選手の今回の行動ですが、調べてみたら過去にもほとんど同じようなことがあったようです。
2009年の全米オープンでは、準決勝でベルギーのキム選手と試合の際、1セット目を落としたことでラケットを折ったとあります。のちの2セット目にもフットフォウルトを言い渡され、アジア人女性の線審に暴言を吐いてしまったそうです。
その試合は結果的に負けてしまい、この時も罰金8万5千ドルとなったそうです。今回の罰金より5倍も多いのと、現在よりは収入も少なかったので悔しかったでしょうね。
更に、2011年の全米オープンでも、セリーナ選手は相手のサマンサ・ストーサー選手がボールを投げた際「カモン」と叫んだことでプレー妨害とみなされ、ペナルティになったそうです。これに対してもセリーナ選手はしつこく審判を罵ったため、2000ドルの罰金が科せられました。
この時はラケット破壊はなかったので罰金も少なかったのかもしれませんが、過去にも1度ラケットを折っていて、暴言などによる罰金は今回3度目です。
試合にはルールが多いので仕方ありませんが、緊張感の中でついうっかりということもあると思います。そこを指摘されると素直になれずカッとなってしまうんでしょうね。
セリーナ選手がキレやすい性格の理由は?差別的理由などもあって根深い
とはいえ、セリーナ選手も2011年以降ラケットを折ったり、目立って抗議したりするようなことはなかったみたいです。2012年頃に、ネット知恵袋でもこのような質疑応答が交わされていました。
最近思うのですが、セレナ・ウィリアムズって子供っぽい性格してますよね?
去年の全米の決勝でストーサが相手で主審にあなたは嫌いよみたいな感じで文句を言ってて負けてるときの意地汚さが全面に出てる気がする。
それに対し、
確かに少し幼稚な面があるかもしれませんね。
感情が高ぶってしまうと暴言を吐いてしまう。
彼女のそんな姿は、何度か見ましたね。それでも若い頃に比べると
少し減ったような気もします。暴言のペナルティとして高い罰金を科せられた事もありました。
近年は、その数も少なくなったと思いますので
彼女なりにメンタル面の努力もしているのではないでしょうか。いずれにしても
トップアスリートとして注目される立場にある人なので
それにふさわしい行動と立ち振る舞いをしてほしいものですね。
2011年より前には、割と普段から暴言を吐いていたのかもしれません。
でもさすがに30代に入り、そのような行動も無くなって大人になったと思われていました。
なのに今回また一連の行動が現れてしまったのは残念ですね。
日本にいるとわかりにくいですが、セリーナ選手がキレる時は根底に人種差別的なものが絡んでいるのでは?と言う意見もありました。
自分は差別をされているからこの場でもペナルティを出されたんだ!という解釈によって怒りを引き出されている可能性もあるかもしれません。
セリーナ選手に限らずほとんどの人は、自分の方が軽んじられていると思うとムカつきますからね。しかもそういうのって、だいたい子供の頃から培われてきた感覚なのでトラウマになっているのかもしれません。
それから、セリーナ選手は昨年出産しています。今回は差別云々よりホルモンバランスの変化などもあって気が立っていたのかもしれないですね。
産後初試合いうことでかなり優勝を狙ってもいたようです。
きっとお家に帰って機嫌よく「ママ優勝したよ!」ってお子さんや旦那さんにハグしたかったのに…。と悔しかったのでしょうね。
まあ、勝負ってそういうものですからしょうがないんですけど…。でも準優勝だって家族は喜ぶと思います。
セリーナに対して大阪なおみがザ・日本人な態度に賞賛&疑問の声も
さて、今回優勝した大阪なおみ選手ですが、せっかく勝利してもセリーナ選手と審判の争いが原因で気まずくなってしまったようですね。
最後のスピーチではセリーナ選手とは正反対に態度を小さくしています。
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インタビューの前に最初に言わせてください。 今日はみんな彼女(尊敬するセリーナ)のことを応援してたと思います。 こんな終わり方でごめんなさい。 ただ、この試合を見てくれてありがとうございます。 本当にありがとうございます。
大阪選手は何も悪くないはずですが、会場的にブーイングが起こったことに対していたたまれなくなってしまったんでしょう。それもほとんどは大阪選手へ向けたものではないのに。
セリーナ選手だったら、謝るなんて絶対なさそうですが、大阪選手の反射的に謝ってしまうところはザ・日本人メンタルをしっかりと持っています。
敬愛するセリーナ選手を負かしてしまった罪悪感とかもあったんでしょうね。
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これにはセリーヌ選手と比較して謙虚さを称賛する声もあれば、自分は悪くないのに謝らなくてもいいのにという疑問の声もありました。
セリーナ選手も、大阪選手も、表現の仕方は「キレる」「謝る」と真逆のようですが、なぜか根底にある自己評価が低い感じは共通している部分もあるかもしれません。
2人とも、素晴らしい腕前を持った選手なので、心の深いところから自信を持てたらいいですね。
大阪選手はせっかく勝利したのに気まずい雰囲気になってしまったのが気の毒ですが「優勝おめでとう!」と声をかけたいです。