塾生徒の作文から見た 子供のケンカと先生の対応について限界を感じたこと

      2018/02/15

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先日、中学生の女子生徒の作文を目にする機会がありました。内容は彼女が小学生の時に起きた出来事です。ちょっと考えさせられたのでその内容を要約してざっと紹介します。

 

「私が小学校高学年の頃、私の友達とクラスの男子の1人がケンカをしていました。

男子は『お前、俺をバカにしたな』と怒っていて、

友達は『私はバカにしてない』と言い合っているのです。そこに先生がやってきて

2人とも、コミュニケーションが足りないんだよ。』と言いました。私はそれを聞いて本当にそうだと共感しました。」

以上です。大体のイメージで書いたので、細部は適当です(汗)

 

こういう光景は私の記憶でもよくありました。小学生の頃はトータルで見ると女子の方が優等生な感じの子が多くて、男子はおふざけ君とか真面目にしていない子が比較的いっぱいいたと思います。中には逆もいましたけど、そんなに多くはなかったですね。

中学生でも、やたら騒がしいとか無意味に奇声を発したりするのは、ほとんどが男子じゃなかったでしょうか。繰り返しますが、おとなしい真面目な男の子もいましたよ。

騒がしい男子に対して女子は「静かにしなさいよ!」とお姉さん的な発言をする子もいると思います。または若干見下した視線を投げかける子もいるんではないでしょうかね。「ほんっと、もう!アンタ達バカじゃないの〜?」みたいな。

ま、そうやってふざけてるうちは、そのやりとりも冗談で成立してますが、何しろ日常がそうだと、たまに男子が真剣に取り組んでたり、ここぞと言う時にも女子はいつもと同じ対応で接してしまったりするんです。

そうすると男子は「普段のふざけてる俺と違って今は本気なのに!」みたいな怒りが湧いてきて、こういうケンカが発生したのかもしれませんね。具体的なことは書いてなかったんですが、きっとなにか行き違いがあったのでしょう。

さて、どう言う経緯があったのかわからないのですが、この後先生が登場します。

そしてコミュニケーションを取れという指導をします。もしかするとお互いの話を聞いた後にそう言ったのかもしれないし、ケンカだと聞いたから諭すべきと思ってそう言ったのかもしれません。

どちらにせよ、いい先生だと思います。中にはケンカと聞くと事情も聞かず「何やってんだよ!!お前ら!!」と乱暴に怒鳴り散らすわ叩くわの先生もいましたから(昔は)。今もいるんでしょうかね?

私はあの怒鳴り声が怖いと思っていたので、このように落ち着いた対応をしてくれる先生なら安心はできます。

しかし、私が小、中学生の時もそうでしたが、先生の言うことって模範的というか、耳障りの良さそうな言葉でまとめられてしまってる印象はありました。安心できるし、全然悪くはないんですけど、本当にそれで生徒がすっきりしたかって言うと、多分してない。

もちろん先生は授業、保護者宛お手紙の作成、宿題、教師の中での分担などなどいろいろあるので、多忙の中でやっぱりこういういざこざに関わってる時間ってそんなに取れないんです。

きっと先生の意図として、最終的にごめんなさい言って、仲直りしましょう〜(終わり)に持って行くのがゴールかなって思うのです。私も以前はそれがベストなことだと思ってました。

しかし、ひねくれた意見かもしれませんが、「コミュニケーションを取りましょう」って言ってもお互いの感覚がズレすぎてて全然話にならないままということも多いんですよね。

あと、きれいにまとめられたけど、どうもまだ許せないとか。渋々仲直りしたとか。そもそも普段から心が傷つきやすい、イライラしているとか。彼らは子供だからまだ素直に受け入れる可能性も高いですが、年が上がってくるとまた違うと思います。

そんなの多分先生も分かってると思います。でもなかなかそこまで時間割けないですよね。

これからの時代、心を専門的に扱うようなお仕事が学校にも必要なんじゃないかしら?と思いました。スクールカウンセラーなどがもっと普及すると先生達も勉強を教えることに専念できると思います。

え?経費はと言われると、そこはまた新たな課題になりますが(汗)勉強も大事だけど心もおざなりにはできない気がします。

以上、小学校の時になにかのトラブルで、先生に一応まとめられても釈然としないことがあった思い出が浮かんできたので書きました。冒頭の小学生は心から仲直りできていたならいいですね。

 

 

 

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